
シリカエアロゲル配合 断熱・遮熱塗料とは|熱遮断・断熱・省エネ性能を付与する高機能コーティング
シリカエアロゲル配合 断熱・遮熱塗料は、ナノ多孔質構造を持つシリカエアロゲルを塗料中に分散させることで、熱遮断性、断熱性、省エネ性能を付与する高機能コーティングです。建材、設備、車両、産業用途など幅広い分野で利用されています。
シリカエアロゲルは極めて低い熱伝導率を持ち、塗膜に配合することで熱の侵入・放散を抑制し、室内温度の安定化、表面温度の低減、エネルギー消費の削減などの効果を発揮します。一般的な中空フィラーや断熱顔料と比較して、より高い断熱性と軽量性を両立できる点が特徴です。
当社が取り扱う断熱・遮熱塗料は、シリカエアロゲルの含有率、粒径、塗膜厚、樹脂タイプなど複数グレードをラインナップしており、用途に応じて最適な仕様をご提案可能です。
用途としては、
・建材・外壁の断熱(Building Insulation)
・屋根・屋上の遮熱(Roof Heat Shielding)
・設備・配管の熱ロス低減(Thermal Loss Reduction)
・車両・コンテナの温度管理(Temperature Control)
・工場・倉庫の省エネ対策(Energy Saving)
などが挙げられ、特に断熱性・遮熱性・省エネ性能が求められる用途で高い効果を発揮します。
シリカエアロゲル含有率、粒径、塗膜厚、樹脂タイプなど複数グレードをご用意しており、価格・最小ロット・納期についても用途に合わせて柔軟にご提案可能です。

エアロゲル配合断熱塗料の特徴|原料が海外依存で情報が少ない理由
断熱・遮熱塗料は国内でも多くの製品が流通していますが、エアロゲルを配合した高性能タイプは原料の供給が海外に依存しており、日本語で体系的に比較できる情報が少ない分野です。エアロゲルは製造技術の難易度が高く、国内での生産がほとんど行われていないため、塗料メーカーごとに採用している原料や配合技術に大きな差があります。
また、エアロゲルの粒径、疎水性、含有量、バインダーとの相性など、性能を左右する要素が多く、用途に応じた最適な仕様を判断しにくいという課題があります。海外製品の品質・価格差も大きく、塗料としての最終性能を比較検討するための情報が十分に整理されていない状況があります。
当社は海外工場との直接ルートを持ち、エアロゲル原料の特性を踏まえた断熱・遮熱塗料の選定やサンプル相談が可能です。用途に応じて必要な性能を満たす最適なエアロゲル配合塗料をご提案します。
シリカエアロゲル配合 断熱・遮熱塗料の特長
(Features of Aerogel-based Thermal Insulation & Heat-shielding Coatings)
本製品は、シリカエアロゲルを配合した高性能断熱・遮熱塗料です。近赤外線反射による遮熱効果に加え、エアロゲルの超低熱伝導率による断熱効果を同時に発揮します。一般的な反射型遮熱塗料では得られない「遮熱+断熱」のハイブリッド性能により、温度上昇の抑制、省エネ、設備保護など幅広い用途で高い効果を発揮します。
FEATURE1
高い断熱性
(Thermal Insulation)

特殊中空フィラーやエアロゲルを配合することで、熱の伝わりを抑制し、室内外の温度差を軽減します。建物や設備の省エネ対策に効果的です。
FEATURE2
優れた遮熱性
(Heat-shielding Performance)

太陽光の近赤外線を反射し、表面温度の上昇を抑えます。屋根・外壁・タンクなどの温度上昇を防ぎ、熱だまりを軽減します。
FEATURE3
省エネルギー効果
(Energy-saving Effect)

断熱・遮熱性能により空調負荷を低減し、冷暖房のエネルギー消費を削減します。建物の運用コスト削減に貢献します。
FEATURE4
結露抑制
(Condensation Control)

表面温度の急激な変化を抑えることで、結露の発生を軽減します。設備や建材の腐食・劣化防止に役立ちます。
FEATURE5
軽量で施工しやすい
(Lightweight & Easy Application)

薄膜で効果を発揮するため、重量負担が少なく、既存構造物にも施工しやすい特長があります。ローラー・刷毛・スプレーなど多様な施工方法に対応します。
FEATURE6
多用途性
(Versatility)

建築物、工場設備、配管、タンク、車両など幅広い用途に使用できます。用途に応じて断熱重視・遮熱重視などのグレードを選択できます。
環境・サステナビリティへの貢献(Sustainability & Environmental Impact)
断熱・遮熱塗料は、太陽光の反射や熱伝導の抑制により表面温度の上昇を防ぎ、空調負荷の低減、CO₂削減、長寿命化など、環境負荷低減に直接貢献する機能性塗料です。
建物・設備・車両など幅広い用途でエネルギー効率を高め、持続可能な環境づくりに寄与します。
断熱・遮熱塗料の用途
断熱・遮熱塗料は、塗膜中の中空フィラーや特殊顔料による熱反射・熱遮断・熱伝達の抑制を活かし、建築物、設備機器、コンテナ、車両など、幅広い分野で採用が進んでいます。屋根・外壁の温度上昇抑制や省エネ対策、作業環境の改善、設備の熱負荷低減など、多様な用途で温度管理とエネルギー効率の向上に貢献します。

屋根の遮熱・断熱
(Roof Thermal Control)
屋根表面の温度上昇を抑え、日射熱の侵入低減と屋根材の高温化抑制に貢献します。シリカエアロゲルの低熱伝導率により、夏季の空調負荷削減と室内環境の安定化が期待できます。
■ 金属屋根・折板屋根の温度上昇抑制
- 直射日光による高温化を抑制
- 室内への熱侵入を低減
- 工場・倉庫の作業環境改善に有効
■ 屋根材の劣化抑制
- 熱膨張・収縮の繰り返しを軽減
- 塗膜による保護で耐久性向上
- 既存屋根の延命化に寄与
■ 空調負荷の削減
- 冷房エネルギー使用量の低減
- 夏季ピーク時の電力負荷緩和
- 省エネ運用の一助となる

外壁の温度上昇抑制(Exterior Wall Temperature Reduction)
外壁表面の熱吸収抑制と蓄熱低減により、建物全体の温度上昇を防ぎます。シリカエアロゲルの断熱性が外壁の表面温度低減と室内温度の安定化に寄与します。
■ 外壁の蓄熱抑制
- 日射による外壁温度の上昇を抑える
- 蓄熱による夜間の放熱を軽減
- 建物内部の温度ムラを改善
■ 外壁材の保護
- 熱ストレスによる劣化を抑制
- ひび割れ・変形リスクの低減
- 外壁の長寿命化に貢献
■ 省エネ・快適性向上
- 冷房負荷の低減
- 室内温度の安定化
- 住環境・作業環境の改善

工場・倉庫・設備の温度管理(Industrial & Facility Thermal Management)
工場屋根・倉庫・設備機器の表面温度上昇抑制と熱負荷低減を目的とした用途です。高温環境下での作業性向上や、設備の安定稼働・省エネ運用に寄与します。
■ 工場・倉庫の温度上昇抑制
- 大型屋根の高温化を抑制
- 室内の熱こもりを軽減
- 作業環境の改善に効果的
■ 設備・配管の熱対策
- 機器表面温度の上昇を抑える
- 熱による性能低下を防止
- 熱負荷の平準化に寄与
■ 省エネ・安定稼働の支援
- 冷却設備の負荷軽減
- 機器の寿命延長
- エネルギーコスト削減
ご希望の用途に応じて、最適な粒径・数量をご提案可能です。価格や納期は仕様により変動いたしますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。
安全性・取り扱い(Safety & Handling)
シリカエアロゲル配合断熱・遮熱塗料は液状製品であり、取り扱い時には皮膚・目の保護や換気の確保など、一般的な塗料と同様の安全対策が必要です。
以下は一般的な取り扱い上の注意点であり、詳細はSDSをご確認ください。
換気の確保(Ensure Adequate Ventilation)
- 塗布作業時は十分な換気を確保してください。
- 密閉空間での作業は避け、必要に応じて局所排気設備を使用してください。
皮膚・目の保護(Skin & Eye Protection)
- 皮膚や目に付着しないよう、保護手袋・保護メガネを着用してください。
- 皮膚に付着した場合は石けんと水で洗い流してください。
- 目に入った場合は速やかに洗眼し、必要に応じて医師の診察を受けてください。
吸入回避(Avoid Inhalation)
- ミストや揮発成分を吸い込まないよう注意してください。
- 必要に応じて適切な呼吸用保護具を使用してください。
保管方法(Storage Conditions)
- 密閉容器に入れ、直射日光・高温多湿を避けて保管してください。
- 凍結を避け、安定した温度環境で保管することが望まれます。
- 子どもの手の届かない場所に保管してください。
廃棄方法(Disposal)
- 廃棄は地域の法規制や産業廃棄物処理ルールに従って適切に行ってください。
- 未使用品・残液は排水に流さず、密閉して処理してください。
SDS(安全データシート)について
- 製品のSDSはご依頼に応じて提供可能です。
- ご購入前に必要な場合は、お問い合わせにてお知らせください。
シリカエアロゲル配合 断熱・遮熱塗料 製品ラインナップ
シリカエアロゲル配合塗料は、膜厚・熱伝導率・中空構造の保持が性能を左右します。
用途(屋根、外壁、設備、車両など)に応じて、塗布量や配合比率の最適設計が求められます。

性能を決める要素(Key Performance Factors)
中空構造の保持(Aerogel Structure Integrity)
- エアロゲルの破壊を抑える分散技術が重要。
- 配合比率により断熱性能が変化する。
膜厚と断熱性能(Film Thickness & Thermal Performance)
- 膜厚が厚いほど断熱性は向上するが、施工性に影響する。
- 推奨膜厚は用途により異なる。
熱伝導率(Thermal Conductivity)
- エアロゲル配合により λ 値が低下。
- 測定はガードヒーター法などが一般的。
